SBI証券で積立NISA口座を開設したものの、忙しさや「どうせすぐに成果は出ないだろう」と放置してしまっている方もいるのではないでしょうか？ 積立NISAは、長期的な資産形成に最適な制度ですが、口座開設後放置してしまうと、せっかくのメリットが活かせず、場合によっては損をしてしまう可能性もあります。
この記事では、SBI証券の積立NISA口座を開設後放置するとどうなるのか、具体例を交えながら解説します。また、効果的に積立NISAを活用する方法についてもご紹介しますので、ぜひ最後までお読みください。
目次積立NISAとは？
積立NISAは、少額から投資を始められる制度で、運用益が非課税になるという魅力があります。毎月一定額を積み立てて投資することで、長期的な資産形成を目指せる点が大きなメリットです。
SBI証券では、積立NISA口座開設時に、投資信託やETFなど、さまざまな投資対象を選ぶことができます。自分の投資スタイルやリスク許容度に合わせて、最適な商品を選択することが重要です。
積立NISA口座を開設後放置するとどうなる？
積立NISA口座を開設後放置すると、以下の様なデメリットが発生する可能性があります。
1. 投資機会損失:
市場が上昇傾向にある際に、積立投資を継続することで、大きな利益を得られる可能性があります。しかし、口座を放置してしまうと、その貴重な投資機会を失ってしまうことになります。
例として、2023年4月にSBI証券で積立NISA口座を開設し、毎月1万円を投資信託に積み立てていたとします。その後、投資信託の価格が上昇し続け、2年後には元本が約1.5倍になっている状況を想定しましょう。
もしこの間に口座を放置していた場合、その間の利益は得られません。一方で、毎月コツコツと投資を続けていれば、大きな利益を得られた可能性があったのです。
2. インフレリスク:
物価上昇（インフレ）が続くと、お金の価値が下がっていきます。積立NISAで投資をすることで、インフレに備えることができます。しかし、口座を放置すると、元本は減少しないものの、実質的な価値が減少してしまう可能性があります。
3. 税金対策の機会損失:
積立NISAは、運用益が非課税になるという大きなメリットがありますが、口座を放置することでそのメリットを享受できません。
積立NISA口座を開設後も積極的に管理しましょう！
積立NISA口座を開設した後は、定期的に投資状況を確認し、必要に応じてポートフォリオの見直しを行うことが重要です。
1. 投資目標の設定:
まずは、何のために投資をしているのか、具体的な目標を設定しましょう。老後資金の準備、住宅購入資金など、目標が明確であれば、投資戦略を立てやすくなります。
2. ポートフォリオの定期的な見直し:
市場環境や自分のライフステージの変化に応じて、ポートフォリオを見直す必要があります。リスク許容度が変わったり、投資目標が達成できそうになったりした場合には、投資対象の変更や積立金額の見直しなどを検討しましょう。
3. 投資に関する知識の習得:
投資は、常に学び続けることが重要です。書籍を読んだり、セミナーに参加したりすることで、投資に関する知識を深め、より効果的な投資戦略を立てることができます。
SBI証券の積立NISA口座を活用するメリット
SBI証券の積立NISA口座は、以下のようなメリットがあります。
- 低コスト: 手数料が安く、投資効率を高めることができます。
- 豊富な投資商品: 投資信託やETFなど、さまざまな投資商品から選択することができます。
- 便利なツール: スマホアプリでいつでもどこでも取引状況を確認できます。
積立NISAに関するインターネット上の情報
SBI証券のウェブサイトでは、積立NISAに関する詳細な情報が掲載されています。
積立NISAでおすすめの投資商品は？
投資信託やETFなど、さまざまな商品がありますが、初心者の方には、インデックスファンドがおすすめです。インデックスファンドは、特定の指数（例：日経平均株価）に連動するように運用されるため、リスクを抑えつつ、市場全体の成長を取り込むことができます。
積立NISAの年間投資限度額は？
積立NISAの年間投資限度額は120万円です。
積立NISAで投資できる期間は？
積立NISAで投資できる期間は、原則として20年です。
積立NISA口座開設に必要なものは？
SBI証券のウェブサイトから口座開設を申し込むことができます。本人確認書類（運転免許証など）とマイナンバーカードが必要です。
積立NISAの税金はどうなる？
積立NISAで得た運用益は、非課税となります。
積立NISAはいつから始められる？
積立NISAは、原則として、満20歳以上であれば誰でも始めることができます。
